こんにちは!
トレーナーの吉岡です。
前回、「使用重量を伸ばすタイミング!」という記事と、
「トレーニングに変化を加えよう!」という記事を書きました。
その続きとして今回は、
「自分に合った使用重量を選ぶこと」をテーマに書こうと思います。
私がオススメしている使用重量を伸ばすタイミングは、以前書いた記事の通りです。
詳しくは、「使用重量を伸ばすタイミング!」をご覧下さい。コチラでは一部抜粋します。
使用重量を上げる例:1セット目:12回 2セット目:11回 3セット目:10回
使用重量を変えない例:1セット目:12回 2セット目:10回 3セット目:8回
この例を読むと、自分が10回上げられる重さって何kgだろう?という疑問が出てきます。
そして、「トレーニングに変化を加えよう!」の記事では、
メニューが変わるのも変化の1つとして書いています。
つまり、重量を軽くして、ウエイトを上げる回数を増やしたり、
逆にウエイトを重くして上げる回数を減らす事も、刺激の変化なんです。
ですが、毎回使う重量を変えると、この回数は何kgで行えばいいのだろう?
という疑問が増えるので、更にわからなくなると思います。
今回は、私が実際に参考にしている、
目的回数に応じた重量設定を行う1つの方法をご紹介したいと思います。
その方法は、「RM法」と呼ばれるものです。
RMとは、レペティション・マキシマム【repetition maximum】の略で、
頭文字からRMと呼ばれています。
ある決まった重さに対して、何回反復して関節運動を行うことができるかによって、
運動強度(重さ)を決める方法です。
では、具体的にどのような方法なのか見てみましょう。
コチラの画像をご覧下さい。
例えば、ダンベルを使ったエクササイズで、10㎏で10回できた場合、
その人がギリギリ1回上げられる重量の目安は、13~13.5kgほどになります。
ジムに置いてあるダンベルは10kgを超えると2kg刻みになることが多いので、
この場合は14kgで行うことになります。
20回行う場合は、8~9kgのダンベルで行うとちょうどいいはずです。
このように使用重量を決めていきます。
使用重量や挙上回数を変えることは、
メニューを変えるより簡単に刺激を変えることが出来る方法です。
ぜひ一度お試しください。