トレーニングをする際、音楽を聞きながらされる方も多いかと思います。
その際に重要なのは「リズム」だそうです。
そのリズムが心拍にあたります。
心拍は母親の胎内にいた時に感じており、生まれてからも自身の心拍でリズムをとります。
運動時に聴く音楽は録音されたものなので、必ず一定のリズムを刻みます。
音楽が人に合わせてくれるということはなく、絶対に私たちが音楽に合わせなければならないのです。
なので、いつものペースより速く走りたいという時は、わざと速いテンポの曲を聴いて心拍と同期させるという方法があります。
ラストスパートのところで速い音楽が流れていたら、自分のペースも上がりやすい条件が揃うので、理論上はいつも以上の実力が苦労せずに出せることに繋がるかもしれません。
音楽を聴いていて、良い曲だなと感じているときは報酬系と呼ばれる、心地良いことが起きた時に活性化される脳内のシステムが活動します。
「脳内報酬系」という脳の部位には「ドーパミン」という物質が多く存在し、放出されるとワクワクした喜びの感情が生まれます。
なので、好きな曲は何度も聴きたくなり、常習性が備わります。
こうして報酬系・快楽系の神経が活動することで、本来であれば辛いランニングや腕立て伏せを楽に行うことができるのです。
負担の軽減という意味でも、運動における音楽は有効に作用し、トレーニングを楽しく、長続きさせる効果をもたらしてくれそうですね😊✌