筋トレをする上で重要な、自分に合った重量の設定方法の一つ、RM法を紹介します!
レペティション・マキシマム(Repetition Maximum)の頭文字を取り、RM法という名前になっています。
筋トレ用語で回数の事をレップ(1レップ、2レップと言った感じ)と呼ぶのですが、それと語源は同じです。
日本語にすると最大反復回数で、簡単に言うとある重さを、何回上げることができるかということです。
10RMは10回挙げられるが、11回は挙げられない、1RMは1回しか上げることができないということになります。
それが何を意味するのか🙄
実は、挙げた重さと回数が分かれば、最大挙上重量(1RM)を計算で求められたり、逆に1RMが分かれば、
目的に合った重量を求められたりします🧐
ではその求め方(計算方法)を紹介していきます。
まず必ず必要なのが👇のパーセンテージです。
この数字は、挙げた回数に応じて、1回あたりに最大筋力の何%を使って挙上しているかを表しています。
1回・・・100%
2回・・・95%
3回・・・93%
4回・・・90%
5回・・・87%
6回・・・85%
7回・・・83%
8回・・・80%
9回・・・77%
10回・・75%
15回・・65%
計算式
最大挙上重量(1RM) = 挙げた重量 ÷ %(上の表を参照し、挙げた回数に応じた%を使用)
適正重量 = 1RM × %(上の表を参照し、挙げたい回数に応じた%を使用)
の二種類です。
例です。
80㎏のベンチプレスを10回挙げられたとします。
その人のベンチプレスにおける最大挙上重量(1RM)は
80(kg) ÷ 0.8(80%) = 100(kg)
この人の最大挙上重量(1RM)は100㎏であると、計算で求められました。
1RMが分かれば、普段のトレーニングにおける適正重量を求めます。
この人は、筋持久力をつけるために15回のトレーニングを行いたいとします。その場合は👇のように計算できます。
(目的に応じた回数設定はまた別の回で紹介します!)
100(kg) × 0.65(65%) = 65(kg)
この人は65㎏×15回でベンチプレスを行えるといった具合です💪
以上、少し難しい話だったかもしれませんが、知っておくと自分の限界の目安を計算で求められるので、実は思っているより重たい重量を扱えるなど知るきっかけになるかもしれませんよ😄