貧血対策というと、1番に思いつくものは「鉄分」ですよね。
もちろん、鉄分をより摂ることは、声を大にしてお届けしたいです!
ただ、鉄分を増やすだけでなく他の栄養素にも注目すると、より改善に向けて背中を押すことができます!
鉄分を摂ることはもちろん大切なことです!
その中で、注意したい鉄分のやっかいなポイントが、吸収率。
鉄分が含まれる食品の中で、一番吸収されるもので35%。一番吸収しにくいもので2%しか吸収されません。
なおかつ、身体全体の鉄分と比べると、食べものから得る鉄分の割合は、1%もありません。
ほとんどは身体の中で繰り返しリサイクルされているので、食べ物からの影響力は少ないです。
この「吸収率」を左右するのは、他の栄養素。
身体に届けようと摂取した鉄分を、いかに上手に届けていくかは、鉄分と一緒に摂る栄養にかかっています。
逆に吸収率を下げてしまうものもあるので、食べ過ぎには注意!!!
ほうれん草、乳製品、コーヒー、紅茶、赤ワイン など。
大事な栄養素その1. ビタミンC
ビタミンCは、身体の中に鉄分を吸収するために必須の栄養です。
ビタミンCがなければ、身体の中に鉄分を吸収することができません。
つまり、ビタミンCが不足すると、貧血になります。
大事な栄養素その2. 亜鉛
亜鉛は、鉄分と同じく、酸素を運ぶヘモグロビン作りに必要です。
大事な栄養素その3. タンパク質
タンパク質は、鉄分を運んでくれる存在です。
・ヘム鉄と非ヘム鉄のうち、ヘム鉄が身体への吸収率が高いのは、タンパク質に包まれているから。
・フェリチン(貯蔵鉄)は、鉄分+タンパク質
・酸素を運ぶヘモグロビンもタンパク質がなければ作ることができません。
つまり、タンパク質が不足すると、貧血になります。
タンパク質も、ぜひ摂っていきましょう!✨