「丑年の特徴」
「丑」という字は、手の指を曲げて物を握る様子を表した象形文字で、つかむ、からむという意味があります。
糸へんに丑と書く「紐」にその意がうかがえます。
中国の『漢書』では、「丑」は曲がる、ねじるという意味を持ち、芽が種子の内部で伸びきらない状態を表しているとされています。
もともと十二支は植物が循環する様子を表しており、丑は十二支の2番目で、子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされています。
丑年には、先を急がず目前のことを着実に進めることが将来の成功につながっていくといわれています。